GWTでJavaScriptを書かないAjax開発--第3回:国際化対応コンテンツの作成 - (page 4)

沖林正紀

2007-10-31 07:00

英語ロケールと切り替える

 リスト6で設定したように、ロケールに応じて英語版のメッセージと切り替えるには、まずGWTExample1Constants_en.propertiesのように、拡張子の直前に_enをつけたプロパティファイルを用意し、日本語版と同じプロパティ名称でメッセージを作成しておく。

 ロケールの切り替えは、以下の通りURLもしくはHTMLの記述で行う。URLでは、デフォルトは日本語だが臨時でロケールを変更するという意味合いになるが、HTMLによる場合は、デフォルトが英語で、?locale=をURLに追加して臨時に日本語ロケールに変更するという意味合いになる。アプリケーションの位置づけに応じて使い分けていただきたい。

  • URL - 最後に?locale=enを追加する(デフォルトは日本語)
  • HTML - 内にを追加(デフォルトは英語)

 これで画面上に日本語メッセージを表示できるようになった。紹介し切れなかったMessagesインタフェースによる国際化対応などの詳細は、ドキュメントを参照していただきたい

 次回はウィジェット(Widget)を画面に表示させてみよう。Javaとスタイルシートとをうまく連携させることがポイントだ。

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