OpenBSDプロジェクトは11月1日、オペレーティングシステム「OpenBSD」の新バージョン「OpenBSD 4.2」をリリースした。
OpenBSDは、4.4BSDをベースとしたフリーでマルチプラットフォーム対応のUNIX系OS。特にセキュリティや暗号化機能などに力を入れて開発されている。
今回リリースされた新バージョンでは、新たにSun MicrosystemsのPCIe UltraSPARC IIIiプロセッサを搭載したマシンや、HPの一部マシンがサポートされたほか、シリアルATAネイティブに対応した。また、FFS(Fast File System)の新バージョンであるFFS2が新たにサポートされた。さらに、ネットワークスタックのパフォーマンスも大幅に向上したという。