SOAとAjaxへの適応進める次期WebLogic

大野晋一(編集部) 2007年11月15日 18時16分

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日本BEAシステムズは次期アプリケーションサーバー「WebLogic Server 10.3」のプレビュー公開に併せ、新バージョンで追加される機能やその方向性などについて都内で説明した。

BEA Senior Product Marketing of WebLogicのMikePiech氏によれば、バージョン10.3は特に柔軟性が強化されるという。また、Web 2.0やRich Internet Applications(RIA)に関する機能も新たに加わる。

WebLogic 10.3では、ユーザーが必要なコンポーネントだけをロードできるようになる。つまり、EJBやWebサービスといった、ユーザーが使いたいサービスだけをロードすることで、起動時間の短縮などが可能になる。ユーザーニーズに応じてWebLogicを軽量化することが実現する。アプリケーションサーバーとしてのコアだけなら150MB程度をロードすれば稼働することができるという。

これは同社がSOA 360°とともに紹介したmicroService Architecture(mSA)に基づくものだ。mSAによる柔軟性は再起動・再配備の必要がない特定Javaクラスオブジェクトの入れ替えなど開発サイクルの高速化にも寄与する。また、WebLogic Server 9.2および10.0と比較して最大50%のコンソールパフォーマンスの向上も実現した。

また、現在同社の半数近くかそれ以上の取引が何らかの形で関わるようになっているというSOAに関しても強化される。まず、JAXBやJAX-WSといった最新の規格に準拠するほか、SCAにも対応する。さらに、同社ではSOAに特化した製品エディションを出荷することも検討しているという。

ほかにもAjax・Web 2.0への対応を進める。まず、WebLogic WorkshopでDojoアプリケーションの開発に対応するほか、Web 2.0アプリケーションに特徴的な非同期な同時接続数を効率的にさばくことのできる機能を追加、非同期メッセージングをさばくためのBayeuxプロトコルとCometのサポートが実現する。

ほかにも複数のマシンやJVM間でキャッシュを持つことで可用性向上をはかる。

既にTech Previewはダウンロードが開始されており、製品のリリースは2008年第1四半期の予定。日本でのリリースはさらに1カ月後になる予定だ。

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