Intel(R) PRO/1000 Network Driver - version version[-NAPI]
通知情報のため、対処は不要である。ただし、NAPIモードの設定を変更したい場合は、ドライバ・モジュールのコンパイル時に以下のようなオプションを指定する。
- NAPIモードを無効にする場合:
make CFLAGS_EXTRA=-DE1000_NO_NAPI install
(注)パケットの送受信頻度が低い場合にNAPIモードを無効とすることでCPU負荷を軽減できることがある。 - NAPIモードを有効にする場合:
make CFLAGS_EXTRA=-DCONFIG_E1000_NAPI install
インテルPRO/1000ネットワーク・アダプタのドライバ初期化時にドライバのバージョンversionを表示する。また、NAPI(New API)モードが有効となっているか否かを示す。
(注)インテルPRO/1000ネットワーク・アダプタにおいて、NAPIモードは、デフォルトで有効である。
NAPI(New API): ネットワークに高負荷が掛かった時点でドライバの動作を割り込み駆動からポーリング駆動に切り替えることで、ネットワーク負荷に伴うシステム全体の応答性能の低下を防ぐための機構。同機構を有効とした動作モードを受信ポーリングモード(Rx ポーリング モード)とも呼ぶ。