Perlのモジュールが多数登録されているライブラリ「CPAN」で11月17日、プログラミング言語「Perl」の新バージョン「Perl 5.10.0 RC1」が公開された。
今回リリースされたPerlの新バージョンでは、自動的に末尾に改行を挿入するprint関数「say」が新たに追加されたほか、定義されている方の値を返す2項演算子「//」や「dor」「err」も追加された。また、関数の呼び出しが終わった後も関数内部で状態を保持し続ける変数「State変数」を簡単に定義することが可能になった。そのほかにも、いくつかの新しい言語仕様が盛り込まれている。
Perlのメジャーリリースは、Perl 5.8.0がリリースされた2002年7月以来、行われていない。