あの食品会社の不正にも関係アリ?--“心の境界線”を越える力と“意思決定”の問題(ZDNet Japanブログより)

米野宏明(マイクロソフト)

2007-11-21 08:52

 人はみな、境界線を作ります。国境、文化、宗教など、複数の人間がグループを作り、ほかのグループとの間に線を引いていくと、自然とその線はぐるりとグループを取り囲みます。国境みたいに明確なものでなくても、企業と顧客の間にも境界線があるし、企業と企業の間にも境界線がある。人と人の間にも心理的な境界線がある。

 そしてこの境界線は論理的な線じゃなくて、物理的な 「幅」 を持っています。どっちつかずのある意味非武装地帯、味方だと思っていたらある時突然相手に寝返っちゃうような人が立っていたり。私も製品マーケティング担当なんて役回りなものですから、たまにそういう目にあいますよ。製品の責任者連れてきましたから、たっぷり文句言ってやってくださいなんて。おいおい、少なくともお前はそっち側じゃないだろう、と心で思いつつも、そんなことお客様には関係ないことなのでぐっとこらえますがね。

 今回は、この境界線の守り方次第で、人の意思決定パターンって変わりますよね、というお話。

全文はこちら--「大競争時代のBI活用術」

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]