日本のITがアジアの諸勢力に勝つカギは、やっぱり「英語」(ZDNet Japanブログより)

若井直樹 2007年12月18日 17時03分

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 最近私は、様々な産業でのIT活用に関して調査をするために、訪問インタビューを開始した。その第1号は、Ayala Systems Technologiesだ。フィリピンでも有数のITインテグレータで、以前からMFG/ProやJDエドワーズなどのERPを扱っている。現在は、ハードウェアの販売が売上の多くを占めているようだ。

 1997年に私がプロデューズした「E.S.S.P. 97」というERPの世界初専門展示会で「アジアITサミット」というのを企画したことがある。そこにフィリピンを代表するIT企業の一つとしてパネリストとして招待をしたのがこの会社との最初の縁だ。すでに従業員数は170人に達している。現在、千葉県の幕張にASJという名の日本法人も設立し、JFE出身の神田(こうだ)さんが社長を務めている。

 この日運良くマカティ市で神田社長にお会いすることができた。どのような商売をASJで予定されているのだろうか?基本的にはオフショア、アウトソーシングのようであるが、とくにオープンソースを活用したインテグレーションを目指す日本企業のインキュベーションを実施されているところがユニークといえるかもしれない。

 「日本のソフトウェア・エンジニアのほとんどが英語を話すことができない。今までのように人件費の面にメリットを見いだして、アジア各国のIT 企業とつきあう時代は終わった。」と神田さんは強調される。私も同感だ。

 ITの世界ではブラジル、中国、インドが注目され、次にベトナム、フィリピンなどへの注目が始まっている。アメリカやヨーロッパの企業は、比較的うまくこういった国のIT企業とつきあっているが、どうも日本企業でうまくいっているケースは少ない。

全文はこちら--「アジアIT通信」

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