技術のみならずヒマワリの種でも環境に貢献--2008年のインテル

藤本京子(編集部) 2008年01月16日 17時58分

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 インテルは1月16日、2008年度の経営方針説明会を開催した。同社 代表取締役共同社長の吉田和正氏は、2008年に登場する製品について説明すると同時に、環境問題とシニア向け支援への取り組みを強化すると述べた。

 インテルは2007年に45ナノプロセス製品を発表したが、今後も45ナノ製品のラインアップを拡充する。同社は8日にも45ナノの新製品16種を発表しており、吉田氏は「メインストリームの製品にも45ナノプロセスを採用した。電力効率の高い45ナノ製品への移行を推進することで環境問題にも貢献できる」とした。

吉田氏 インテル 代表取締役共同社長の吉田和正氏

 インテルでは、プロセス技術とマイクロアーキテクチャを交互に進化させる「Tick-Tockモデル」を実施しており、このモデルに沿って2008年は新たなマイクロアーキテクチャ「Nehalem」(開発コード名)が登場する。吉田氏は、Nehalemも「2006年にCoreアーキテクチャが登場した時と同様、大きな革新となるだろう」と話す。

 また、SoC(システムオンチップ)も登場する予定だ。1月上旬に開催された「2008 International CES」でもすでに発表しているが、次世代DVDやテレビなどのデジタル家電に向けたコンシューマー製品向けSoCの「Canmore」(開発コード名)は、2008年後半に登場予定だ。また、モバイル端末向けのプラットフォームとなる「Menlow」(開発コード名)は、2008年前半に登場する。

 インテルの環境問題への取り組みは、電力効率の高い製品を提供するだけにとどまらない。同社は同日、地域貢献および環境問題に対する啓蒙活動の一環として、幼稚園と保育園の幼児を対象に、インテルのつくば本社と東京本社で3月までヒマワリの種のつかみ取りを実施する。

 また、シニアのPC利用を支援するため、インテルは簡単操作のユーザーインターフェースを提供する無償ソフトウェア「アラカイネット」を発表した。アラカイネットでは、大きなボタンを見やすく配置しており、シニアユーザーに役立つコンテンツにも直接アクセスできるリンクが貼られている。例えば、トップ画面に設置された「使い方相談」のアイコンから、IP電話やテレビ電話、メールなどを使ったヘルプデスクサービスが利用できる。

 アラカイネットはhttp://www.alakainet.com/よりダウンロード可能。吉田氏は、「シニア世代の生活をPCでより便利にする支援をしたい」と述べた。

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