マイクロソフト、2月にWGA認証不要の「IE 7」アップデートを企業ユーザーに提供

文:Mary Jo Foley(Special to ZDNet.com) 翻訳校正:菊地千枝子 2008年01月17日 00時34分

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 Microsoftは米国時間2月12日に、企業向けの「Windows Software Update Services(WSUS)」の自動アップデートメカニズムを通して、Windows-Genuine-Advantage(WGA)認証を必要とせずに「Internet Explorer 7」のアップデートを提供する予定である。

 Microsoftは「IE 7 Installation and Availability Update」として知られるこのIEリリースを、同社のソフトウェアダウンロードサイトを通して2007年10月から提供している。Microsoftは当時、このアップデートを顧客に自動的には推奨していなかった。

 この新しいアップデートは、これまでIE 7のインストレーションに必要とされていたWGA認証のチェックプロセスを解除するものである。これにより「真正品」とみなされないWindowsビルド上でIE 7の動作が可能となる。WGAは、ユーザーが特定製品のアップデート、フィックス、ホワイトペーパー、その他の関連情報のダウンロードを承認する前に、海賊版でないWindowsを使っていることを確認するためにMicrosoftが採用している海賊行為防止メカニズムである。

 IE 7 Installation and Availability Updateには、他の新機能も含まれている。この新アップデートでは、メニューバーはデフォルトで有効になっている。新ユーザーのための「ファーストラン」体験ページも加えられた。このページは、ユーザーがデフォルトの検索プロバイダを選択し、フィッシングフィルタを設定し、「ClearType」その他を利用することを選択するように促してくれるものだ。

 Microsoftは1月14日のManageability Teamのブログ記事のなかで、IEアップデートに関する企業への提供計画を明らかにした。このマネジャビリティチームによると:

  「 WSUSでUpdate Rollupパッケージを「auto-approve」すると設定しているなら(これはデフォルトのコンフィギュレーションではない)、Windows Internet Explorer 7のインストレーションは自動的に2008年2月12日以後に承認される」

 同チームは、「WSUS 3.0」を利用している顧客、またはWindowsマシン上で「IE 6」を動作させている顧客で、IE 7のアップデートを自動的にインストールしたくないという向きは、行動を採る必要があると指摘した。具体的にはアドミニストレーターは、2月12日以前に自動承認を解除する必要があると、MicrosoftはこのKnowledge Base記事のなかで詳説している。

 別のWSUS関連のニュースとしては、Microsoftは1月22日に、WSUSから「Flash」に対抗する「Silverlight」を提供する計画である(筆者は「1.0」リリースと想像している)。

 「WSUSを利用して、アドミニストレーターはネットワーク内で、 Windowsオペレーティングシステムを動作させている全コンピュータについてSilverlightの配布を全面的に管理することができる」とあるMicrosoftのデベロッパーエヴァンジェリストがブログの中で述べていた。

 筆者はMicrosoftに対し詳細情報を求めたが、断られた。アドミニストレーターは、IE 7アップデートと同じ方法で、Silverlightの自動アップデートを解除することができるようになると筆者は見ている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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