メイド・イン・ジャパン・ソフトウェア・コンソーシアム(MIJSコンソーシアム)は1月16日、アプリケーション間のデータ連携を目的とした「MIJS標準規格」の第一弾を発表した。MIJS標準規格は、同コンソーシアムのウェブサイトからダウンロードできる。
MIJS標準規格は、アプリケーション間のデータ連携を目的にデータ標準規格を策定したもの。業務で増加する「トランザクションデータ」と、基本情報が登録された「マスタデータ」の2種類のデータのうち、5つのデータ標準が規格化されている。
今回、トランザクションデータでは「生産依頼データ」「生産実績データ」「仕訳データ」が、マスタデータでは「社員マスタ」「部門マスタ」が規格化されている。今後は、さまざまなアプリケーションで共通に利用されるデータから順次、規格化される計画となっている。
MIJSコンソーシアムは、各社製品の相互連携を推進することを目的に、国産ソフトウェアベンダー24社が参加するコンソーシアム。2007年11月には、バーチャル検証センターを開設し、標準規格を利用した製品間連携の検証を実施する環境も実現している。