アバイア、IPテレフォニーソフト最新版を提供開始--SIP対応機能を強化

田中好伸(編集部) 2008年01月22日 19時25分

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 日本アバイアは1月22日、IPテレフォニーソフトの新版となる「Avaya Communication Manager 5.0」を発表、提供を開始した。同ソフトの提供開始にあわせて、IPテレフォニーの標準的プロトコルであるSIP(Session Initiation Protocol)のIP電話での対応、そのほか同社製品のSIP機能の拡充などを展開していく。

 Communication Manager 5.0では、同社のIP電話端末である「Avaya one-X IP電話機 9600」シリーズと接続することで、同機のディスプレイ上で相手のプレゼンス情報を表示できるようになっている。また、マイクロソフトのグループウェアソフト「Microsoft Exchange Server」と連携させることで、カレンダーや連絡先も表示させることが可能になっている。

 同社の中小規模向け呼制御サーバ「Avaya S8300C Server」は、 Communication Manager 5.0に加えてSIPインターフェースを提供する「Avaya SIP Enablement Services 5.0」にも対応する。従来はCommunication ServerとSIP Enablement Serverそれぞれのサーバを用意する必要があったが、Communication Manager 5.0に対応したことで、ひとつのサーバでユニファイドコミュニケーションを安価に導入できるようになり、運用管理費も低減できるようになるという。

 新版となるCommunication Manager 5.0では、コミュニケーション用ミドルウェア「Avaya Application Enable Services 4.1」と連動することで、マイクロソフトのコミュニケーション用アプリケーション「Microsoft Communications Server 2007」と「Microsoft Office Commucnicator」に対応できるようになっている。

 またモビリティ関連機能も拡張されている。複数のCommunication Managerシステム間でも、従業員が自分の内線番号とパスワートを使用すれば、別のシステムに登録されているSIP電話機を自分の内線番号機として使用できる「SIP Visiting User」機能を搭載している。

 たとえば、東京本社と大阪支社でCommunication Managerを設置していれば、2つの拠点を頻繁に往来する従業員は、どちらにいても同じ内線番号で連絡することができるのである。

 モビリティ関連では、Communication Managerに搭載される、携帯電話関連拡張機能の「Avaya Extention to Cellular」がSIP電話機に対応しているという機能拡張が行われている。この機能拡張で、SIP電話機と携帯電話を内線電話とした、転送などの機能を活用できるようになっている。

 またCommunication Manager 5.0では、スマートフォン向けモバイルアプリケーション関連機能を搭載している。スマートフォン向けモバイルアプリケーションの最新版となる「Avaya one-X Mobiel R4.3 for Symbian /S60 3rd Edition」に無線LANモードで通話中に圏外に移動しても、電波状況を検知して、自動的に携帯電話網にハンドオーバーする“自動ハンドオーバーモード”を搭載しているのである。この機能で、エンドユーザーは、ネットワーク環境を意識することなく、自由に通話することができるようになっている。

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