ASPIC、今後のベストアワード選出に向けASP・SaaS研究会を発足

富永康信(ロビンソン) 2008年02月04日 21時40分

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 特定非営利法人ASP・SaaSインダストリー・コンソーシアム(ASPIC)が1月25日に開催した「ASP・SaaS・ICTアウトソーシングアワード2007/2008」では、ASP・SaaS部門でプロパティデータバンクの不動産管理ASP・SaaS「@プロパティ」が、IDC部門で富士通の「館林システムセンター」がそれぞれ総合グランプリを受賞した。

 今回で2度目となる当アワードは、従来のASP/SasSに加え、そのセキュアな利用環境において重要な基盤となるデータセンターの信頼性を評価する目的で、IDCのカテゴリーが新設されることとなった。

IT企業ではない一般企業発のサービスを評価

 @プロパティは、不動産管理業務を支援するASP型ソフトウェアとして2000年から提供。固定資産管理、契約管理、ビルの収益管理など、不動産管理に必要なバックアップ機能が網羅されている。

図1 統合的な資産管理を実現するプロパティデータバンク「@プロパティ」の機能。※クリックすると拡大画像が見られます。

 現在では、官公庁や自治体、民間企業、不動産投資ファンドを合わせて国内外の300法人、約11万棟で利用され、業界では既にスタンダードなソフトウェアのひとつとなっている。

 不動産管理業務は複雑で多岐にわたるため、@プロパティでは必要性が高いアプリケーションをきめ細かく盛り込み、ユーザーニーズに応えていることに加え、提供しているプロパティデータバンクがIT企業ではないことも高く評価された。

 また、富士通の館林システムセンターは、1995 年の開設以来、無事故を誇る同社のメインデータセンター。

図2 富士通「館林システムセンター」の統合管制室。

 約2万4000平方メートルのセンタースペースを持ち、ラック数は5000、その稼働率は8割を超えている。耐震補強壁や免震装置の他、ノンコンタクトゲートや指紋センサーによる入退出者のセキュリティチェックなどの自然・人的災害に対応。また、統合管制システムを導入し、自動オペレーションにより運用管理の効率化が行われている。

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