今週は、チャイニーズニュウイヤーでチャイナタウンのあるビノンド地区などで盛大な催しが開催されている。一般の街中はというと、せいぜい大手デパートなどで中国の飾り物や書品が催事コーナーで売られている程度で、それほど騒いでいるというわけではない。
先週、Citrix(シトリックス)のリセーラーの1社であるShellSoft(Shellsoft Technoloy Corp.)社のシトリックス担当者と話をすることができた。キッとこの国でシトリックスのようなライセンス費用の高い製品を導入している企業など、外資系企業を除いてはないのではないかと思っていた。ところが、Shellsoft社によれば10社以上にライセンスを販売したという。しかも、それらはみなフィリピン企業である。大手銀行、デパート、食品製造業などが、導入企業だ。
フィリピンにシトリックス社のブランチ・オフィスはない。独占総代理店として、WSI社があり、4社のリセーラーを通じてライセンスを販売している。 Shellsoft社は、その4社のリセーラーのうちの1社である。全員ストールベースのライセンス数がどれくらいあるのかは、WSI社問い合にわせないと定かではない。
フィリピン企業が、シトリックスを導入する動機はどこにあるのだろうか?そもそもシトリックスは、ナローバンドで快適なコミュニケーションを提供するために開発されたことを思い出していただきたい。