進歩し続けるマイクロソフトの「Live」製品

文:Mary Jo Foley(Special to ZDNet.com) 翻訳校正:菊地千枝子

2008-02-19 12:22

 MicrosoftはYahooの買収が承認されるのをただ座って待っているわけではない。同社は「Windows Live」や「Live Search」で新しい技術やプログラムを提供し続けている。

 この数日間で、筆者の目にとまったLive関連の発表のうちいくつかを以下に紹介する:

 MicrosoftはLive Searchアルゴリズムを調整した。同社はLive Search検索エンジンが、サイトクローリングという意味で、少し不十分な点があったことを認めている。これは昨秋のLive Searchのアップデートにより、いくつかのサイト(おそらく評判の悪い、現在では休止状態の「Shipping Seven」ブログを含め)のインデックスを外す結果となった恐れがあるように聞こえる。Microsoftは次のLive Searchアップデート(コード名「Rome」)を待たずに、この問題を修復し、アルゴリズムを調整した。(そして今では「Shipping Seven」にインデックスが付されている。このことに価値があるかどうかはわからないが・・・。)

 Microsoftは正式にモバイル向けのWindows Liveデベロッパープログラムの提供を開始した。Microsoftは同社のLiveサービスにとってモバイルオペレーティングシステムは重要なプラットフォームであると強調し続けてきた。同社は現在、第三者ソフトウェア、ハードウェア、そしてモバイルサービスを開発するモバイルオペレータの開発者も募集している。このプログラムへのアクセスを許可する前に、開発者は「交渉不可能でMicrosoftからの最小限の受け容れ可能な条件を含む」非開示協定と開発協定に署名する必要があると、本プログラムを説明するスライドデッキは述べている。紛らわしいことに、新プログラムの正式名称は「MSN Mobile Developer Program」となるらしい。

 Microsoftはアイオワ州を将来のデータセンターとして考えている。アイオワ州下院は先週、Microsoftが次のデータセンターのひとつを同州内に設置するように説得するために意図された一連のインセンティブを承認した。報じられたところによると、Microsoftは2、3の州を次のデータセンターを設置する候補地として検討しているという。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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