フォトレポート：雪の北陸先端大の情報科学センターに潜入 - 2/10

山下竜大（編集部）

2008-02-21 00:26

　国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学（北陸先端大：石川県能美市）は、科学と技術の分野で世界最高水準の研究と教育を行うことを目的とした国立大学法人の大学院。日本最の国立大学院大学として1990年2月に創設され、2004年4月より北陸先端大に校名が変更されている。　2008年度より、「新教育プラン」という新しい教育体系を全学的に展開。体系的なカリキュラムにより大学院教育を行い、広い見識と能力を持った研究者や技術者を育成することを目指している。2月19日にはマイクロソフトとの協業を強化し、包括的ライセンス契約とインターンシップによる人材育成で協力することを明らかにしている。

　北陸先端大の敷地は10万2042平方メートルで、建物の延べ面積は9万1456平方メートル。この広大なキャンパスで、約1400名の学生および教員がさまざまな研究を行っている。

　情報科学センターの基本理念は、「FRONT計画」と呼ばれている。FRONT計画は、「Flexible、High Function」「Regional Relation」「Open Campus、Open Network」「Nature、Neighborhood」「High Tech、High Touch」の頭文字から来ている。

　学術研究の進展と社会の要請などの変化に柔軟に対応できる、インテリジェントなキャンパスの創造と計画的な構築を目指している。