Javaプログラムの実行環境ソフト「JRE」に脆弱性--IPAなどが警告

吉澤亨史 2008年03月11日 20時26分

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 独立行政法人 情報処理推進機構 セキュリティセンター(IPA)および有限責任中間法人JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月11日、サン・マイクロシステムズ社が提供するJRE(Java Runtime Environment)に脆弱性が確認されたと発表した。

  JREは、Javaプログラムを実行するためのソフトウェア実行環境。JREによって、ウェブブラウザ上でJavaアプレットなどのプログラムを実行することが可能になる。JREは脆弱性によって、悪意あるJavaアプレットを含むウェブページを閲覧した利用者が、本来権限がないと実行できない処理を、XSLT処理を通じて不正に行なわれてしまう可能性がある。

 具体的には、ユーザーのパソコン上にあるファイルを閲覧されたり、任意のコードを実行されたり、ウェブブラウザを不正終了される可能性がある。脆弱性が存在するJREは、「JDKおよびJRE 6 Update 4およびそれ以前」「JDKおよびJRE 5.0 Update 14およびそれ以前」「SDKおよびJRE 1.4.2_16およびそれ以前」となっている。

 サン・マイクロシステムズ社では、この脆弱性を修正した「JDKおよびJRE 6 Update 5」「JDKおよびJRE 5.0 Update 15」「SDKおよびJRE 1.4.2_17」を公開しており、影響を受けるユーザーは速やかに修正版にアップデートすることを推奨している。

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