MS、セキュリティスイート「Stirling」のパブリックベータ版をまもなく提供

文:Mary Jo Foley(Special to ZDNet.com) 翻訳校正:菊地千枝子 2008年03月21日 13時38分

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 Microsoftが「Stirling」に関する情報を提供したのは久しぶりだ。これは同社が組み立てたオールインワンのセキュリティスイートである。

 MicrosoftはStirlingのパブリックベータ版を今後3カ月内にリリースする予定である。これは「Forefront」クライアントのスイートであり、サーバやエッジセキュリティ製品が、統合された管理および報告コンソールにまとめられている。MicrosoftがStirlingの最終版リリースの目標と定めているのは2009年前半である。

 Stirlingはすでにプライベートテストの段階に入っている。Microsoftは2月終りにこのスイートのテストに関心を示す「Technology Adoption Program (TAP)」パートナーのプールを拡大することを打診していた。

 (Stirlingというコード名はスコットランドのスターリング城が由来となっている。スターリング城はキャッスルヒルと呼ばれる火山性のごつごつした岩山の頂上に建ち、三方を切り立った断崖に囲まれているため、防御しやすくなっている。)

 2006年にMicrosoftは同社のセキュリティポートフォリオのうちいくつかの製品(なかでもISA、Antigen Antivirus、そしてアンチスパムソリューション)のブランド名を「Forefront」と改称した。2007年6月、Microsoft関係者は同社がForefrontセキュリティ製品の次世代バージョンに取り組みはじめたと述べていた。これはスイートにまとめられ、コード名はStirlingであるとしていた。当時MicrosoftはStirlingのコンポーネントは相互に密接に統合されるほか、「Active Directory」や「Microsoft System Center」とも統合されると述べていた。

 しかしMicrosoftからもうひとつ待ち構えている企業セキュリティサービスである「Forefront Online」が、Stirlingに対してどのように位置づけられるのかが、よくわからない。Forefront OnlineはForefrontファミリーの特定メンバーをMicrosoftがホストするバージョンであると、筆者の情報筋は述べていた。それが登場すれば、Microsoftがホストするサービスのうち成長が期待されるグループとなると思われ、同社はさまざまな規模の企業に販売を予定するであろう。

 セキュリティといえば、Microsoftは米国時間3月20日に、rootkit検出ベンダーのKomokuを買収したことを発表した。買収額は非公開であった。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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