ラックがSI事業をA&Iに集約--ラックホールディングスが事業再編

冨田秀継(編集部) 2008年03月26日 19時56分

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 ラックホールディングスは3月26日、同社傘下のラックとエー・アンド・アイ システム(A&I)の事業再編を発表した。セキュリティ事業に強みを持つラックのSI事業をA&Iに集約、A&IをSI事業に特化させる。また、A&I子会社の保険システム研究所をラックホールディングスの完全子会社とすることもあわせて発表された。4月1日に再編を実施する。

 セキュリティ関連事業に強みを持つラックはSI事業をA&Iに集約することで、ラックはセキュリティソリューションサービス事業に特化して事業の拡大を図ることになる。A&IはSI事業の集約を受け、主として金融系基盤開発技術、人材サービス業向けシステム構築技術などで事業の拡大を狙う。

 また、同社では保険関連システムの構築、現行システムの再構築、新システム構築のニーズが拡大しているとみており、保険関連分野をラックグループの中核事業分野と位置付け、事業を拡大・推進したい考え。そのため、A&I子会社の保険システム研究所を4月1日付けでラックホールディングスの完全子会社とする。

 同グループは今回の事業再編にあわせ、ラックホールディングス、ラック、A&Iの4月1日付けの人事異動も発表している。ラックホールディングスでは代表取締役社長 兼 執行役員社長の三柴元氏が、取締役会長 兼 代表取締役社長 兼 執行役員社長に就任する。

 ラックでは取締役 兼 執行役員セキュリティ事業本部 コンサルティング事業部長の齋藤理氏が、代表取締役社長 兼 執行役員社長 兼 プロフェッショナルサービス事業部長に就任する。現代表取締役社長 兼 執行役員社長 兼 営業統括本部長の高梨輝彦氏は、ラックでは取締役の任にあたり、A&Iでは取締役から取締役 兼 執行役員副社長の任にあたる。また、大貫大輔氏が執行役員JSOC事業部長として新たに就任する。

 1986年に設立されたラックは、セキュリティソリューションサービス事業と、システムインテグレーションサービス事業の2本柱で事業を展開してきたが、昨年10月にA&Iと経営を統合、両社の完全親会社ラックホールディングスを設立した。ラックは主力事業が当初のSI事業からセキュリティサービス事業に移っており、A&Iは主力のSI事業にセキュリティ技術の導入を図っていた。

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