日本CAがストレージソリューションを強化する狙いとは

鈴木雅喜(ガートナー ジャパン)

2008-04-18 17:49

gartner

 日本CAは2008年4月8日、データ・リカバリ・ソリューションに向けたCA ARCserve Backupの新バージョンr12の発表とともに、日本における新しい営業戦略を明らかにした。同社はビジネス継続性のニーズに応えるデータ保護ソリューション事業の展開に向けて、新たなスタートを切った。

概要

 日本CAは、CA ARCserve Backupの新しいバージョンr12を5月下旬より出荷することを明らかにした。同社は、バックアップ製品として日本でも長い歴史を有する ARCserveを、単体で従来同様の用途に展開するとともに、企業のビジネス継続性確保へのニーズに効率的かつ柔軟に応えるためのデータ・リカバリ戦略製品「CA Recovery Management r12」の一部としても提供していく方向にある。

 CA Recovery Management r12に向けて、日本CAは今回公表したCA ARCserve Backup r12のほかに2008年度中 (〜2009年3月) に、継続的データ保護 (CDP) 製品の新しいバージョンである「CA ARCserve Replication r12」と、CDPとアプリケーションの自動フェールオーバー機能を有する「CA ARCserve High Availability r12」を日本市場に投入する予定である。

(ガートナー 鈴木雅喜氏による戦略分析の全文は、「ガートナー ニュース・アナリシス 日本CA、CA ARCserve Backupの新バージョンと営業戦略を発表」)

Copyright (C) 2008 Gartner, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved.

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]