5月病にならないための10カ条--心の健康診断(1)

谷崎恵(アファリス) 2008年04月24日 08時00分

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 ゴールデンウィークでリフレッシュしてエネルギーも充電したはずなのに、なぜだか気が重くて会社に行くのがおっくうだ…… なんて人いませんか?

 こんな症状に見舞われたとき、「も、もしや!? 5月病か!?」と思った経験のある人も多いはず。でも、よく耳にする「5月病」、実は病院などの診断書で用いられる正式な医学用語ではなく、決まった定義があるわけでもありません。

 5月病は元来、大学に入学した新大学生が5月のゴールデンウィーク明けごろ、わけもなく憂うつな気分に陥る症状から、一般的に「5月病」と言われるようになりました。最近では、新入社員にも似たような症状が見られることが増えているようです。

5月病の症状とは?

 5月病でよく見られる症状には、「抑うつ気分」「考えがまとまらない、浮かばない」「不安」「焦り」「寝起きが悪くなる」「食欲がない」「疲れやすい」などがあります。

 5月病は「うつ病」に似た症状が出ますが、5月病はうつ病ではありません。新しい環境や生活に適応できず、「何とか適応しなくては!」と焦りと頑張りが空回りし、一時的に強いストレス状態に陥っていると考えられています。「希望で胸一杯なはずなのに、新しい職場や仕事、人間関係に馴染めない…… どうしよう!?」なんて経験、よくあるものです。

5月病にならないための10カ条

 では、5月病にならないためにはどうすればよいのでしょうか。一般的には、新しい環境に慣れるにつれて症状もなくなると言われていますが、症状が長引き重症化すると、そのままうつ病になってしまうことあります。そこで、5月病にならないためにも次のことに気をつけましょう!

その1: 「○○せねば!」の完璧主義をやめる

 何でも完璧にこなそうとする人は、そもそも「5月病」だけでなくうつ病にもなりやすい体質です。新しい仕事に新しい人間関係、何でも完璧にこなせる訳がありません。だって、「新しい初めての挑戦」なんですから。自分のイメージしていることの8割できれば上出来!程度に思いましょう。

その2: 焦らない

 新しい環境に適応できずに時間がたつと、自分だけが取り残されてしまったような気持ちになり「何とか周囲に溶け込まなくちゃ!」という焦りが生じてしまうと思います。しかし、焦っている時に行動しても、空回りして結局心身共に疲れて終わることが多いのも事実。この時期はあまり焦らず、周囲の流れに身を任せてみてはいかがでしょうか。流されるうちに、自分の向かいたい方向が見えてくると思いますよ。

その3: 1人で悩まない

 「自分だけできていないのでは?」「自分だけが周囲に馴染めていない気がする」という悶々をした気持ちは1人でため込まず、友人などに打ち明けてみましょう。気分がめいっている時に、1人で考えても良い答えは浮かびません。人に話すことで気分も軽くなりますし、意外と自分と同じようなことで悩んでいる5月病仲間が見つかると思いますよ。

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