MS、企業向けソーシャルネットーワーク「TownSquare」を開発中

文:Rafe Needleman(Webware.com) 翻訳校正:湯木進吾

2008-06-12 06:53

 Microsoftが米国時間6月12日に企業ユーザーの顧客向けの新たなソーシャルネットワーク「TownSquare」を発表する予定であるという。ComputerWorldが報じている。

 TownSquareは、Microsoftが2億4000万ドルを投資してきた「Facebook」のインターフェースと似通っているようだ。ユーザーは、他のユーザーの活動状況をフィードで確認したり、写真をアップロードして閲覧したり、互いにチームとしてコネクションを築いていったりすることができる。同記事によると、すでに2008年1月より、TownSquareはMicrosoft社内で使用されてきたという。

 さらにTownSquareでは、ウェブからのニュースフィードや、「SharePoint」グループウェアプラットフォームからのワークフロー情報を読み取ることもできる、とComputerworldは述べる。

 Microsoftは、2006年に同社からスピンオフしたソーシャルネットワーク「Wallop」を試験的に運用している。Wallopは最近になって、そのほかのより大規模なソーシャルプラットフォーム向けに、新たなソーシャルアプリケーションを開発する存在へと、位置づけを変更している。Microsoft Researchで試験的に進められている、そのほかのソーシャルプラットフォームの開発状況については、ここから参照できる。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]