アナリストが語る、サイトのユーザーエクスペリエンスを向上させる10個のカギ

藤本京子(編集部) 2008年07月25日 20時03分

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 ウェブサイトを運営する企業にとって、ユーザーエクスペリエンスの向上は永遠のテーマだ。使いやすいサイトを提供するために日々努力するサイト運営者だが、実際にユーザーエクスペリエンスは向上しているのだろうか。よかれと思ってリニューアルしたサイトが、実は使いにくくなってはいないだろうか。Forrester Researchのバイスプレジデント Kerry Bodine氏に、ユーザーエクスペリエンスを向上させるための10個のカギを聞いた。

No.10: ウェブ解析ツールを使いこなそう

Forrester Forrester Researchのバイスプレジデント Kerry Bodine氏

 Bodine氏はまず、ウェブ解析ツールをうまく使うことを勧めている。解析ツールで、実際にユーザーがどのような行動を取っているのか知ることがユーザーエクスペリエンスを向上させる第一歩なのだ。Bodine氏はまた、テスト用に2種類のデザインを作り、どちらのデザインの方がコンバージョンに結びつきやすいかを調べるのも良い方法だと述べている。

No.9: 専門家にサイトをレビューしてもらおう

 Bodine氏によると、「専門家にサイトをレビューしてもらうことで、ユーザーエクスペリエンスに関する問題の80%は探し出すことができる」という。例えばForresterでは、サイトのユーザーエクスペリエンスに関する評価基準を25種類設けている。その評価基準とは、適切な場所に必要なコンテンツがあるか、カテゴリ名とサブカテゴリ名がわかりやすくなっているか、文字の大きさは適切か、プライバシーポリシーが明確に示されているかなどで、サイトの価値やナビゲーション、見せ方、信頼性といった各方面からサイトをレビューしている。

 専門家によるレビューは、次に挙げるユーザーテストよりもコストが安価だとBodine氏。Forresterのような調査会社以外にもサイト評価を実施する企業は多く、「簡単に問題を見つけ出す方法だ」としてBodine氏は専門家のレビューを勧めている。

No.8: ユーザーテストを実施しよう

 専門家のレビューでも見つけ出せなかった残りの問題20%は、「ユーザーテストによってほとんど見つけられる」とBodine氏は話す。「専門家のレビューよりもコストや時間はかかるが、ユーザーが実際にサイトをどう使い、どこに問題があるかを見極めるには、やはりユーザー自身によるユーザビリティテストが有効だ」とBodine氏。専門家のレビューで出た問題を修復した上で、実際のユーザーにサイトを使ってもらうことで、サイトのユーザーエクスペリエンスは大きく向上するとBodine氏は述べている。

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