カスタマイズせず標準機能で対応--「ZeeM 人事給与」を導入したアース製薬人事部

宍戸周夫(テラメディア) 2008年08月20日 11時00分

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専門家でなくても使えるシステム

 アース製薬は大塚グループの1社。グループには大塚製薬や大鵬薬品、大塚化学、大塚食品など有力企業が名を連ねる。アース製薬は、人事給与システムを情報システム部門から切り離し、独自の人事システムを構築し、処理してきた。

 人事給与というシビアな個人情報を扱っていることも理由のひとつである。そのため人事給与システムに関しては、アース製薬も人事部のスタッフがシステムの選定からプログラムの修正までを行っていた。情報システム部門が人事マスタなどを直接見ることができない仕組みになっている。

前田崇氏 「システム管理の負担が大きくなってきていた」とする前田崇氏

 永年、外資系ベンダーのシステムを使いこなしていた。独自OSのハードウェアと独自のパッケージソフトを採用。しかし、時代の流れや就業規則の変更などに伴い独自のカスタマイズを加え、運用にはかなり手間もかかるようになってきた。

 その状況を、人事部で課長を務める前田崇氏がこう説明する。

 「システムはかなりカスタマイズしており、メンテナンスにも多大な手間がかかるようになってきていました。すべて人事部のスタッフが行っていたため、システム管理に要する負担が大きくなっていたのです」

 同部係長の図師健介氏が言葉を続ける。

図師健介氏 「標準的なパッケージが必要と考えた」と話す図師健介氏

 「そこで、標準的なパッケージが必要だと考えました。それまでのシステムは専門知識がないと使いづらいものでしたので、通常のウェブ画面を操作するように使いやすいシステムが欲しいと思いました。人事の中でシステムの専門家を1人、2人置くというならできたのでしょうけど、そういうことではなく極力誰でも使えるようなシステムが欲しかったので、このパッケージに決めました」

 システムのリプレースを検討し始めたのが2007年。使い慣れたベンダーの最新システムも含めて3社ほどのシステムを検討、新たに採用したのがクレオの提供している基幹業務ソリューション「ZeeM」(ジーム)シリーズの「ZeeM 人事給与」だった。

 ZeeM 人事給与を導入したのは2008年1月。テスト稼働を繰り返し、4月から本番稼働を開始している。

標準機能で対応可能

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