「Ubuntu」のCanonical、Linux Foundationに加盟

文:Tom Espiner(ZDNet.co.uk) 翻訳校正:矢倉美登里、高森郁哉、編集部 2008年08月20日 12時33分

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 Linuxベースのオペレーティングシステム(OS)である「Ubuntu」を提供するCanonicalが、Linux Foundationに加盟した。

 Ubuntuコミュニティーのメンバーはすでに、「Linux Standard Base」「Desktop Architects」「Driver Backporting」などのLinux Foundationの作業グループに参加している。Canonicalの創設者であるMark Shuttleworth氏は、2007年初頭からLinux Foundationの役員を務めてきた。

 Linuxの普及を促進するために2007年1月に結成されたLinux Foundationは、米国時間8月18日にCanonicalの正式加盟を発表した。Linux FoundationのエグゼクティブディレクターであるJim Zemlin氏は、Canonicalの加盟を歓迎した。

 「CanonicalはLinux Foundationの重要な新会員だ。Linuxを次の成長段階に進めるにあたって、Canonicalとさらに緊密に協力できることは、われわれにとって極めて喜ばしい」(Zemlin氏)

 オープンソースアナリストのJay Layman氏は、CanonicalのLinux Foundation加盟で唯一意外なのは、「(同社が)最も人気の高いデスクトップ向けLinuxの開発とディストリビューションを監督する」立場にあるのに「今まで加盟していなかった」ことだ、とブログに投稿している

 Layman氏は、Linux Foundationのシルバー会員として、CanonicalはRed Hatと同じ立場になるだろうと書いている。Novell、HP、Intel、IBM、Oracle、Google、Cisco Systemsなどは、プラチナ会員かゴールド会員だ。だが、Canonicalの創設者であるShuttleworth氏がLinux Foundationの役員であることから、同氏がCanonicalの立場で参加する場合、Red HatはLinux Foundation内における自社の格を引き上げようとするかもしれない、とLayman氏は推測している。

 Red Hatの広報担当者にコメントを求めたが、記事執筆時点まで回答はなかった。

 Linux Foundationは、Linuxを世界中で普及させる取り組みのほか、Linus Torvalds氏が率いるLinuxカーネルのプロジェクトも支援している。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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