Klausnerのボイスメール訴訟、今度はグーグルやベライゾンを標的に

文:Elinor Mills(CNET News.com) 翻訳校正:大熊あつ子、高森郁哉 2008年08月27日 11時00分

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 特許保有企業のKlausner Technologiesが米国時間8月26日、ボイスメールに関する特許侵害で、Google、Verizonをはじめとする数社を提訴したと、Reutersが報じた。Klausnerはこれまでに、AppleやAT&Tなどの企業を相手取って訴訟を起こし、和解を勝ち取っている。

 Klausnerの訴状には被告として、GoogleとVerizonのほか、Cox Communications、LG Electronics、Comverse Technology、Embarq Holdings Company、PhoneFusion、RingCentral、および2007年にGoogleによって買収されたGrand Centralの名前が挙がっている。

 テキサス州タイラーの米連邦地方裁判所に提出された訴状によると、これらの企業はKlausnerのビジュアルボイスメール機能に関する特許を侵害しているという。

 訴えられた各企業に問い合わせたが、Google、Cox、PhoneFusionはまだ訴状を見ていないとしてコメントを避けた。Embarqからは、電子メールで次のような声明が届いた。「Embarqは、そのような訴状をまだ受け取っていないが、それがどのようなものであれ、当社が他者の特許を侵害したという主張は事実無根だと確信している」

 また、Verizonからは次のような声明がメールで届いた。「Klausnerの訴訟は予期していた。われわれは8月13日に、ニューヨークの連邦裁判所に確認判決の要求書を提出した。われわれが求めているのは、Klausnerのビジュアルボイスメール関連特許は無効だとする判決で、少なくともVerizonのシステムがKlausnerの特許を侵害していないとするものだ」

 訴状に名前の挙がっていた他の企業については、現在、担当者に接触中か、担当者からすぐに電話またはメールによる回答が得られていないかのいずれかだ。

 VoIP関連で複数の特許を所有する非公開企業のKlausnerは2008年6月、Appleとの訴訟で和解を成立させ、同社に「iPhone」のビジュアルボイスメールシステムをライセンスしている。

 Klausnerはまた、同社技術をライセンス供与することを条件の一部として、AT&T、Skypeの親会社のeBay、Comcastとも和解した。Reutersによると、同社は、Cablevision Systemsとも契約交渉中で、一方Sprint Nextelはライセンス契約に合意したため、訴訟の対象にはなっていないという。

 さらにさかのぼると、Klausnerは2006年、AOLを提訴して和解し、Vonageとも2007年に和解を成立させている。和解条件は明らかになっていない。

 Klausnerは、AppleとAT&Tを相手取って2007年12月に起こした訴訟で、新しいボイスメッセージが届いたとき視覚的に通知し、そのメッセージをユーザーが任意に選んで再生する同社の技術を、被告企業が侵害していると主張していた。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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