800点からのもうひとがんばり--オトナの試験勉強 TOEIC編

加藤恭子(ビーコミ) 2008年09月17日 08時00分

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外資系企業で英語漬け

 もともと大学で英文科だった私は、それほど英語に対して苦手意識はありませんでした。大学4年の時に受けたTOEICは715点。それほど悪くもなく、英語について真剣に考えることもありませんでした。

 もともとは日本企業に勤務していた私ですが、その後縁あって外資系企業に転職しました。外資系でも、日本の会社のように英語を使わないところもありますが、その企業ではとにかく英語を使いました。社内にも外国人がうろうろしていますし、英語の電話もかかってきます。それなりにこなせるだろうと思っていたのですが、そうはいきませんでした。

 英語の電話は、まず何と答えてよいかわかりません。海外拠点とのメールなどでは、知らない単語がたくさん出てきます。とりあえず例文を丸暗記したり、留学経験のある社員にメールの添削をしてもらうなどして、英語漬けの日々を送りました。

 この会社ですっかり英語漬けになった私は、久しぶりにTOEICを受験することにしました。すると結果は790点。やはり英語漬けの効果は多少あったようです。

 その後私は、またしても外資系企業に転職しました。海外出張や電話会議なども増え、英語を使う頻度はますます高まりました。それでも流ちょうに英語が話せるわけではありません。電話会議の議事録で、私の会話の一部分が「・・・(聞き取り不能)」と書かれていてショックを受けたこともありました。

 その頃、再度受験したTOEICは815点。点数は若干上がっているものの、あまり伸びた気がしませんでした。実際電話会議などで私の英語が間違っていても、誰もその間違いを指摘したり直したりはしてくれません。間違った言い回しがくせになり、固着する危険性があるのではないかと感じました。

本格的な勉強開始

 そこで、もう少し本格的に英語を勉強しようと考え、2002年から2005年の数年間は以下のようなことに取り組みました。

  • いくつかの英会話スクールの体験講座受講
  • 渋谷にあるカルチャーセンターの英会話講座
  • NHKのラジオとテレビの英会話(時間のある時に最低でも週2回)
  • 英会話喫茶
  • 英語のDVD鑑賞
  • ペーパーバックを読む
  • 1週間短期留学(アイルランド)

 英会話学校は、テレビで宣伝している学校や、電車の中づり広告でよく見かける学校など千差万別です。ただ、著名な学校は学費もとても高いものです。そこで一風変わった学校を探し出し、一日英語漬け体験を有料で実施していた学校を見学しました。

 そのコースは、日本語を話すと1000円とられるというものでした。体験コースなので学校の紹介はもちろんですが、模擬授業の受験や、参加者同士の英語劇まで体験しました。不思議なことに、日本人同士でも英語で一生懸命話すと、なぜか夜には耳が英語に慣れているのです。やはり英語に接することは大事だということを実感しました。なお、当時5000円だった受講料は現在1万円になっており、学長なども変わっているようなので、今は状況が違うかもしれません。

 次に見学したのは、バーカウンターのある洋館で英会話を体験するイン・コミュニケーションという学校です。授業を見学後に、バーで飲みながら英語を話すという体験をしました。週末はホームステイ体験もできるそうです。

 どちらの学校もしつこい勧誘などはなく、よい体験をさせていただくことができました。両方の学校で言われたのは、「週4日英語に触れてほしい」ということです。週1回の英会話学校だけで英語の上達は難しいということですね。最終的には、仕事上週4日の通学が難しいため断念しましたが、いただいたアドバイスはとても役に立ちました。

 その後、予算も考慮して、週1回の授業で月8000円程度という安価な英会話講座に通い始めました。ここは、アウトプット(話す練習)の場として使うほか、英語を学習しているクラスメイトと話し、勉強のモチベーションを維持する場として活用しました。

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