短期集中型勉強の繰り返しで400点台から800点目前へ--オトナの試験勉強 TOEIC編

中村幸寛(セールスフォース・ドットコム) 2008年10月29日 08時00分

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初TOEICは495点……

 私が外資系企業に転職して、初めて受けたTOEICの点数は495点。その後の勉強の結果、約3年半後に受けたTOEICは790点となりました。スコアアップの度合いは良い方かもしれませんが、790点という点数で見ると、私自身もまだまだチャレンジ真っ最中です。

 今でも私は英語で仕事が満足にこなせるレベルには達していません。しかし、入社当時と比べれば、世界各国のセールスメンバーやアメリカ本社のプレジデントなどと多少コミュニケーションがとれるようになってきており、実践力も少しは向上しているように思います。

 では、あらためまして簡単に自己紹介させて頂きます。私は2004年にセールスフォース・ドットコムという外資系企業にアカウントエグゼクティブ(営業職)として転職し、現在はコーポレートセールス本部で営業部のマネジメントを担当しています。アメリカ本社のSalesforce.comは、ニューヨーク証券取引所に上場しており、世界中に40拠点のオフィスがあります。このようなグローバルカンパニーで、私がどのようにTOEICに取り組んできたかを紹介します。

英語が理解できなかった入社当初

 セールスフォース・ドットコムに入社する以前の私は、約10年間日本企業で営業やマネジメントを担当し、英語は一切使わない仕事をこなしてきました。私の英語力のピークは15年以上前の大学受験時。留学経験もなく、海外旅行は4回だけという典型的な日本人です。

 セールスフォース・ドットコムに入社して1カ月ほど経った頃でしょうか。アメリカ本社のCEOが来日し、全社ミーティングが開催されました。それなりにゆっくりと話された英語のはずが、ほとんど理解することができなかったのです。10秒間の英語での自己紹介も非常に緊張したのを覚えています。その後、腕試しに初めて受けたTOEICの点数は495点でした。

 この時から790点を取得するまでの期間は約3年半となりますが、ずっと英語の勉強をしていたわけではありません。むしろ、ほとんどが勉強していない期間といった方がいいでしょう。残念ながら、外資系だからと言って外国人とのコミュニケーションを積極的に取っていたわけでもありません。正確に言うとむしろ消極的だったくらいです。

 何度も英語を勉強しようと英会話の書籍や問題集を買ったり、NHKのラジオ英会話をはじめようと思ったりしましたが、ほとんど手をつけられないまま問題集やテキストがたまるばかり。モチベーションを上げようと英会話スクールにも通いましたが、費用対効果のイメージがもてずに1カ月半でやめました。結局、日々の仕事の忙しさにかまけて勉強せずじまい。だらだらと、通勤中にBGMレベルの英語リスニング(いわゆる集中して聞き取っていないリスニング)を断続的に繰り返していた程度です。

 TOEICが昇進の条件という企業も増えてきたようですが、弊社ではそのような制度はありません。従って、TOEICスコア獲得に向けて頑張る必要もありませんでしたが、英語勉強のペースメーカーとしてTOEICを活用してみようと思ったのが受験のきっかけです。

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