斬新なマジックが次々登場するトリック
検索マジック以外でMr.Googleの斬新なマジックは数多くありますが、代表的なものでは、
- 見たいと思うと世界中の面白い動画が見れる"YouTube"
- どんなにたくさんのメールも消去する事なく使い続けられる"GMail"
- 高額な文章作成や表計算のソフトが無料の"Google Docs"
- 世界中の情景が町を歩いているかのように見ることが出来る超魔術"Google Street View"
しかし、実際に処理の膨大な検索マジックに加え、これらのバラエティーに富んだマジックを世界中で24時間、365日、途切れなく高いパフォーマンスで継続するのは大変なことです。検索マジックでは毎日20億近いと言われる顧客の検索依頼に瞬時に対応しなければいけません。そのためには、
- データを分析する高度なロジック
- 大量なデータを迅速に処理するITインフラ
- 分析する元ネタとなる大量のデータを柔軟に出し入れ出来る巨大な倉庫
まず、システムの中枢を担っているのがサーバといわれるコンピュータがあります。コンピュータは苦手と逃げないで下さい。図にするとサーバの役割が分かりやすくなります。
サーバは脳だと考えてみてください。簡単に言ってしまいますが、まず入力機能として目、耳等で情報を外部から取得します。Googleのサービスでいえば検索キーワードを入力することにあたります。今度は入力されたキーワードを元に、貯蔵庫に溜まったWebの情報やあなた個人の過去の履歴などの情報を出し入れし、演算機能で分析し、あなたのパソコンに結果を渡し、その結果がディスプレイに出力されます。これがサーバの役割です。簡単ですよね。では、皆さんの会社のサーバーがどんな状態になっているのか見てみましょう。驚きますよ……