サイファー・テック、人事採用部門向け電子文書暗号化サービスのASP提供を開始

ZDNet Japan Staff 2009年01月16日 13時34分

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 サイファー・テックは1月15日、企業の人事採用部門向けに、PDF文書による履歴書や職務経歴書などを暗号化し、個人情報の漏えいや拡散を防止するASPサービス「安配PDF for 応募者情報」の提供を開始した。

 「安配PDF for 応募者情報」は、サイファー・テックが独自に開発したDRM(Digital Rights Management:デジタル著作権管理)技術をベースに、主に人事採用部門での利用を想定してサービス化したもの。採用担当者は、PDF文書を複数の閲覧条件を付加した上で暗号化し、配布先の特定の人物にのみ、内容を閲覧させることができる。

 ファイルの暗号化、および暗号化されたファイルの閲覧は同社サイトからダウンロード可能なクライアントソフトをインストールすることで行える。暗号化のためのライセンスIDは、同社によりASP形式でインターネットを通じて発行、認証される。クライアントソフトは、Adobe ReaderやMicrosoft Office Outlookなどのメールソフトなどと連携して動作し、ライセンスID発行、配布、認証のプロセスをサポートする。

 安配PDF for 応募者情報でPDFに付加できる権限は、有効期間、無効化日時、ライセンス発行の開始/終了日、閲覧回数、閲覧できるPCの台数、システム時刻操作による無効化などとなっており、画面スクリーンのキャプチャによる複製行為も防止できる。これらの権限管理機能により、関係者のミスや事故、PtoPソフトをターゲットとしたウイルスの感染などで暗号化ファイルが外部に漏れた場合でも、ファイル内の個人情報が第三者にさらされたり、拡散したりするリスクを低減するとしている。

 「安配PDF for 応募者情報」の利用プランには、ライセンス認証数が1カ月あたり100認証までに制限された「お手軽プラン」と、認証数無制限の「使い放題プラン」の2つがある。利用料金は、初期費用が両プランとも5万2500円。月額利用料は、お手軽プランが5万2500円/月、使い放題プランが31万5000円/月。

 サイファー・テックでは、「安配PDF for 応募者情報」の導入により、企業は応募者情報の適切な保護が可能になり、個人情報漏えいによる企業ブランドの失墜や賠償リスクを極小化できるとしており、個人情報の取り扱いに高い関心を持つ上場企業を中心に、初年度100社の契約を見込んでいる。

安配PDF for 応募者情報 「安配PDF for 応募者情報」では、PDFの暗号化と同時に閲覧条件の設定やメール送信が行える
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