Cisco IOSに、ウェブブラウザ上で任意スクリプトが実行される脆弱性

吉澤亨史 2009年01月20日 19時36分

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 有限責任中間法人JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月15日、Ciscoの機器用OSであるCisco IOSに含まれるウェブ管理インターフェースに、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」において公表した。

 Cisco IOSの一部のバージョンには、ウェブブラウザから機器の設定をするためのウェブ管理インターフェースが実装されている。このインターフェースの脆弱性により、ユーザーのウェブブラウザ上で任意のスクリプトが実行されてしまう可能性がある。対象となる製品が広範囲に及ぶため、ユーザーに広く注意を呼びかけている。

 ただし、この問題の影響を受けるのは、製品のウェブ管理インターフェースを有効にしている場合のみ。製品によって、ウェブ管理インターフェースが出荷時状態から有効になっているものと無効になっているものがあるため、Ciscoが提供する情報を確認する必要がある。対策方法は、該当する製品のファームウェアをCiscoが提供する対策済みバージョンに更新すること、またはウェブ管理インターフェースを無効にすること。

 Ciscoがこの脆弱性を解消する最新版を公開しているおり、これにアップデートするよう呼びかけている。なお、JPCERT/CCではこの脆弱性の危険度について、以下のように分類している。

  • 攻撃経路:インターネット経由からの攻撃が可能(高)
  • 認証レベル:匿名もしくは認証なしで攻撃が可能(高)
  • 攻撃成立に必要なユーザーの関与:リンクをクリックしたり、ファイルを閲覧するなどのユーザ動作で攻撃される(中)
  • 攻撃の難易度:専門的知識や運がなくとも攻撃可能(高)
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