晩飯づくりをプロセスしてみよう!--プロセス志向のキホンのキ

梅田正隆(ロビンソン) 2009年02月13日 22時14分

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 エンタープライズITの世界では、「プロセス志向」が大人気。「ITで業務改革!」「SOAで変化に強い企業に!」「内部統制で組織を健全化!」などと声高にブチあげたかと思うと、そこにはもれなく、ビジネス「プロセス」マネジメント(BPM)だの、ビジネス「プロセス」リエンジニアリング(BPR)なんて言葉がついてくる。どうやら、この「プロセス」というのは、仕事をしていく上で、とっても重要なものらしい。

 そもそも、なぜ「プロセス志向」なのか。その理由を、誤解を恐れずに大雑把に言うならば、ものごとをプロセスで考えると、その「本質」が見えてくるから。「で、本質って何なのよ?」と思っている人もいることだろう。

 この連載では、この何となく重要そうな「プロセス」について読者に理解してもらうとともに、エンタープライズITとプロセス志向の重要な関係について知ってもらうことを目指す。

 ……もっとも、最初の数回は、いきなりビジネスの世界にプロセス志向で斬り込むのは止めておこう。まずは、プロセス志向若葉マークの方に、プロセス志向の基本の「キ」から知ってもらいたいと思う。

晩飯づくりもアタマを使うよ

 さて、唐突だが今回の舞台は「休日の夕方」だ。私はアパートに1人で暮らしている。そろそろ晩飯の準備に取りかかる時間になった。預金口座の残高が心もとなくなってきているので、買い物はせず、手元にある材料で自炊して済ませたいと思う。

 本日のメニューは、「ごはん」と「味噌汁」、それに「煮物」にする。味噌汁の具は大根とネギ。煮物は鶏肉とタマネギとニンジンの煮物である。

 準備するものは、まず「米」。そして「味噌」「だし汁」「大根」「ネギ」。それに「鶏もも肉」「タマネギ」「ニンジン」「みりん」と「醤油」。水は、水道から出る。材料は包丁で既に切ってある。

 ただ、少々やっかいなことがある。使える鍋は3つ、コンロが1台しかないこと。残念ながら炊飯器も持っていないので、米は鍋で炊く。3つの鍋でそれぞれ、ごはん、味噌汁、煮物を作る。調理の手順は決まっており、手順にない用途に鍋を使用することはできない。

 ……さて、今日の晩飯。あなたなら、何から作り始める?

品数は3つ、でもコンロは1つ 品数は3つ、でもコンロは1つ

調理の流れを「図」にしてみよう

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