情報システム子会社存続の鍵は、企画への参加とサポート制の整備--矢野研が分析

吉澤亨史 2009年03月02日 15時16分

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 矢野経済研究所は2月26日、情報システム子会社の経営実態についての調査結果を発表した。企画プロセスへの参加とサポート体制の充実が、情報システム子会社の経営を左右すると分析している。

 この調査は、2008年12月から2009月1月にかけて情報システム子会社66社と親会社20社を対象に実施したもの。情報システム子会社向けのアンケートでは経営実態と企画プロセスへの参加について、親会社向けアンケートでは情報システム子会社の評価について調べた。

 情報システム子会社向けのアンケートでは、親会社もしくは親会社グループに提供するサービスにおいて、企画プロセスにどの程度参加しているかを調べたところ、開発プロセス(設計・開発)から参加していると答えた企業が42.4%となり、企画プロセスに参加していない企業が多い結果になった。

 この結果を回答企業の営業利益率別に集計したところ、営業利益率の高い情報システム子会社ほど企画プロセスに参加しているという傾向がうかがえた。このことから同社では、「企画プロセスへの参加が情報システム子会社経営の鍵」と結論付けている。

 また、親会社向けのアンケートでは、ソリューション提案力において「満足」とする回答が「不満」よりも若干多かったが、その他の評価項目ではいずれも「不満」が最も多くみられた。特にサポート体制については、「大変不満」と「不満」の合計が85.0%もあり、親会社の不満が強い結果となっている。

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