ぷらっとホームとプリファードインフラストラクチャー(PFI)は1月21日、大規模分散計算フレームワーク「Hadoop」の検証支援と環境を構築する「Hadoopアセスメントサービス」の提供を開始したことを発表した。ぷらっとホームが販売する。
Hadoopアセスメントサービスは、ユーザー環境でのHadoop導入実現性の共同検証や分析システムの構築コンサルティングといったサービスと、Hadoop運用に必要なハードウェアやソフトウェアを一括して提供する。サービスはアセスメント、構築、導入後サポートという3つの段階で構成される。
アセスメントは、ヒアリングとデザイン、テストまでを、構築では実装と移行支援、導入で構成される。ユーザー企業の要望に応じて、Hadoop実用性の検証支援サービスだけを提供できるとしている。
Hadoopは膨大なデータの高速処理が可能だが、高い技術力とノウハウが必要とされることから、普及していないとぷらっとホームは説明している。同社は、今回のサービスが導入前のコンサルティングと導入後の相談に応じたサポートまでをカバーしているという。通信や流通、ゲノム解析やバイオ解析などさまざまな企業、研究団体が、スムーズにHadoop環境を導入できるとしている。