KDDIウェブ、root権限付専用レンタルサーバの環境構築、運用代行オプション

吉澤亨史

2010-09-22 12:16

 KDDIウェブコミュニケーションズは9月21日、同社ホスティングブランド「CPI」の管理者root権限付専用レンタルサーバ「カスタマイズエンジン」において、利用者専用のサーバ環境を構築し、運用、保守などを同社が代行するオプション「フルマネージドサービス」の提供を開始したと発表した。

 フルマネージドサービスは、利用者のroot権限付専用サーバのroot権限を同社で預かり、利用者からの要望を受けてサーバ環境構築から運用までを同社が担当するというもの。インストールにroot権限が必要なソフトウェアを使用したい場合や、サーバの設定変更を行いたい場合なども、同社で対応することが可能だ。

 プランは構築、運用する内容により「スタンダード」「ハイグレード」「エクセレント」の3種類を用意する。ウェブやメールなどの標準的なサーバ構築をはじめ、上位プランでは3カ月ごとに負荷状況などを報告するサーバレポーティングや、年に2回実施するシステム脆弱性監査が盛り込まれている。

 さらにオプションとして、通常の二次復旧に加え、HDD障害が起きた際も初期環境構築状態まで復旧作業を行う「フルマネージド二次復旧」、利用者から指定のあったソフトウェアのインストール作業を行う「ソフトウェアインストール代行」、従来の環境をCPIに移行をする際に利用者に代わり環境移行を行う「システム移行サービス」を新たに設定した。価格はスタンダードコースで初期費用4万7250円、月額3万1500円から。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]