エムティーアイ、予算管理システムを多次元DB「Essbase」で刷新

田中好伸 (編集部)

2013-02-19 16:13

 携帯端末向けにコンテンツ配信を中核とするエムティーアイは予算管理システムを多次元データベース「Oracle Essbase」で刷新した。日本オラクルが2月19日に発表した。

 エムティーアイは近年、スマートフォンの利用拡大を機にコンテンツ配信基盤を整備、「music.jp」や「ルナルナ」といったサービスを提供して、有料会員数を拡大させてきている。そうした中で消費者ニーズにあわせた新サービスの展開と予算配分の最適化が求められていたという。

 従来は、表計算ソフトでこれらの情報を統合し可視化していた。より精緻な予算と実績の可視化、作業工程の軽減などで、分析作業を強化して経営のスピード化と経営効率の向上を目指して、予算管理システムの刷新を決定している。

 新しい予算管理システムは、Essbaseをもとに構築。システム導入で、サービスごとに入退会者数や課金者数を管理する会員計画、従業員数や人件費などを管理する人員計画、販管費を管理する販管費計画、広告媒体ごとの広告計画などの経営情報を迅速に分析できるようになっている。現在約100人が活用している。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]