ACCESSの100%子会社である米IP Infusionは6月26日、“NFV”を活用した仮想ネットワーク基盤「VirNOS(ヴァーノス)」を開発、提供を開始した。NFV(Network Functions Virtualization)はネットワークの制御機能を仮想化技術を使って汎用サーバ上で実現する方式。
VirNOSは、通信機能を仮想化した仮想ソフトウェアプラットフォームであり、標準化が進みつつあるプロトコルのOpenFlowに対応する。IPv4/IPv6でのBGPやOSPF、ISIS、Unicastなどのルーティングプロトコルもサポートしている。
NFVでは、パケットを処理するためのデータプレーンとデータプレーンを制御するためのコントロールプレーンで構成される。VirNOSでは、インテルが提供する「Data Plane Development Kit(DPDK)」を使って、通信アプリケーションを展開できるプログラミングフレームワークを提供する。