SCSK、データセンター事業者として「HPデータセンターケア」を導入

NO BUDGET

2015-01-20 07:00

 SCSKは1月19日、企業システムの重要なICT基盤を収容する同社データセンター「netXDC」に、日本HPが提供するカスタマイズ型サポートサービス「HPデータセンターケア」を導入すると発表した。

 SCSKのデータセンターサービスの信頼性を向上させ、顧客に付加価値の高い保守、運用サービスを提供できるようにする。ITサービス企業が運営するデータセンターへのHPデータセンターケア導入は、国内で初めてだとしている。

 HPデータセンターケアは、日本HPがIT環境全体にわたり提供するカスタマイズ型のサポートサービス。各企業のビジネスニーズに合わせたサポートを提供する。

 HPデータセンターケアの主な特徴は以下の通り。

最適なプロアクティブサービス

  • 最新のファームウェアやパッチ情報の提供
  • システムごとのニーズに応じたプロアクティブサービスを追加選択可能

HP製品の修理対応レベルの選択が可能

  • 個々のシステムに最適な保守サポートレベルが選択可能

HPフレキシブルキャパシティサービス(オンプレミス型従量課金サービス)

  • 顧客にとって、システムの所有から利用への移行が可能
  • IT投資リスクを最小化し、必要な時にITリソースを迅速に追加可能

 近年、データセンターサービスにおいても、より幅の広いシステム保守、運用サービスが求められており、SCSKでは顧客のニーズに合わせたサービスへのシフトが喫緊の課題となっており、今回の取り組みの狙いだとしている。

 日本HPのHPデータセンターケアとSCSKが持つデータセンターにおける保守サービスと運用サービスのノウハウを組み合わせることにより、netXDCのユーザーはSCSKの運用サービスと日本HPの保守サービスの両方のメリットを享受できるようになる。SCSKは、より柔軟で質の高いサービス体系を整備し、顧客の求める高品質なサービスを最適なコストで提供できるようにする。

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