東芝、IoT事業推進に向けカンパニーに人材を集結

ZDNET Japan Staff

2015-01-22 18:59

 東芝は1月22日、IoT(Internet of Things)事業を推進するため、4月1日付でグループ内に分散している関連部門を社内カンパニーであるクラウド&ソリューション社に統合すると発表した。

 IoTを利用した新サービスの開発に、クラウドコンピューティングやビッグデータなどのソフトウェア技術の活用が不可欠であることに対応する。

 多様な機器やシステムに関する要求仕様、今後求められるニーズの予測や制御技術など、電力/社会インフラ、コミュニティ/ソリューション、ヘルスケア、電子デバイス、ライフスタイルなどの各事業グループが持つノウハウを組み合わせ、IoT共通基盤を開発する。

 この共通基盤を活用し、機器などのモノをネットワークでつなぎ、統合的に監視、分析、制御する新サービスやソリューションを創出する。機器などの「モノ」ビジネスから、「モノ」の持つ情報を活用した「モノ+こと」ビジネスへの転換を加速するとしている。

 組織再編では、コーポレート部門の情報システム部、ソフトウェア技術センターと、システムインテグレーション事業を行う東芝ソリューションの一部事業をクラウド&ソリューション社に統合する。

 また、東芝グループ向けに情報システムサービスを提供している東芝インフォメーションシステムズを、クラウド&ソリューション社の傘下に置く。

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