グーグル、リアルタイムメッセージングサービス「Google Cloud Pub/Sub」ベータ版を公開

ZDNET Japan Staff

2015-03-06 10:20

 Googleは米国時間3月4日、アプリケーションやサービスの間で、リアルタイムで信頼性の高いメッセージをやりとりするためのサービス「Google Cloud Pub/Sub」のベータ版を公開した

 Google Cloud Pub/Subは、「Google Cloud Platform」でホストされているかどうかに関わらず利用できる。このサービスでは、デフォルトでは1秒あたり最大1万トピックおよび1万メッセージまで送信でき、1秒あたり100万メッセージ以上のテストでも、通知は1秒以下で到達したという。

 Google Cloud Pub/Subは、開発会社がシンプルでより信頼性が高く、より柔軟なアプリケーションを作成できるようにするための、リアルタイムで信頼性の高いメッセージングを提供するグローバルなマネージドサービスとして設計されており、「Google Cloud Monitoring」や、「Snapchat」の新機能「Discover」ですでに利用されている。

 利用例としては、アプリケーションコンポーネント間のメッセージの統合や、スマートデバイスからのデータ収集などが考えられるという。

 本サービスはGoogle Developers Consoleの「API & Auth」セクションからアクティベート可能で、Google Cloud Monitoringのダッシュボードから主要なメトリックを監視できる。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]