4.答え方の練習をせずに臨む
面接では、当然聞かれる質問と、それほど答えが明らかではない質問を尋ねられるはずだ。面接官は、あなたがどれだけ自分で考えられるか、ストレスに対してどう反応するか、自分の考えをうまく伝えられるかといったことを見ようとしている。いくつかの難しい(あるいはそれほど難しくない)質問に対する答え方を練習せずに臨めば、面接はうまくいかない可能性が高い。これに備えるのは簡単だ。友達1人か2人に手伝ってもらい、質問のリストを考えてもらって、実際に部屋に座ってあらゆる質問を投げかけてもらえばいいのだ。こんな練習を1度か2度やっておけば、社長が「君は狩猟民族タイプか、採集民族タイプか」などという質問をしてきても、準備ができているはずだ。
5.不安な態度を見せる
面接官は狩猟犬のようなものだ。就活生の恐れや不安を嗅ぎつける能力を持っている。仕事に不安を持って面接に臨めば、そのことはすぐに分かってしまう。面接に臨む時には、持てる限りの自信をかき集める必要がある。面接の場には、あなたが仕事を求めているのではなく、その仕事にあなたが必要であるという態度で臨むべきだ。しかし、自信過剰になってはいけない。うぬぼれたITプロフェッショナルは、すでに掃いて捨てるほどおり、多くの人にとっては、それだけで大きな減点要素になる。自分はその仕事に適していることを知っており、雇ってくれればお互いにプラスになるという態度で臨むのがよいだろう。
6.後ろ向きになる
後ろ向きな考え方は、いろいろな形で表に出る。例えば、面接官に大学での経験について聞かれたとしよう。これに答える時には、大学で過ごした4年間で得た前向きなことを話す代わりに、特に問題になった1つのこと(たとえば単位を落として退学になりかねなかったこと)に焦点を当てることもできる。こういった後ろ向きの話をすべきではない。面接の間は、あらゆる面で前向きな態度を取るべきだ。もし面接官に、あなたがあらゆることに肯定的な見方ができると感じさせられれば、雇ってもらえる可能性は大きく上がるだろう。
7.携帯の電源を入れっぱなしにしておく
スマートフォンは世界につながる生命線だと感じる人もいるだろう。人類が求めるあらゆる謎への答えがそこにあると思えるかも知れない。しかし、そんなことは関係ない。電源は切っておくこと。「面接がんばってね!」「シェリーが朝帰りのところを捕まった!」「いいね!を増やすために投稿を増やしましょう」など、面接で応援メッセージやくだらないメッセージの着信音が鳴って、すべてを台無しにされることだけは避けるべきだ。どうしてもスマートフォンの電源を入れておく必要があるのなら(例えば奥さんが陣痛を起こす可能性があるなど)、面接が始まる前にその旨を伝えておくこと。