IBMがソフトウェア開発のスタートアップStrongLoopの買収を通じ、クラウド製品のポートフォリオを再び強化しようとしている。買収の金銭的な条件は明らかになっていない。
StrongLoopはカリフォルニア州サンマテオに本社を置き、アプリケーション開発で幅広く使われるNode.jsのエンタープライズ向けソリューションを提供してきた。またNode.jsの開発コミュニティーにも大きく寄与する存在だった。
Node.jsはオープンソースで開発されたサーバサイドのJavaScriptインタープリタ。IBMは、エンタープライズが大量のデータ処理に対応したAPIを活用するアプリを構築できるよう支援する。
IBMの米国時間9月10日付けの発表によると、同日よりNode.js開発者はIBMのPlatform as a Service(PaaS)製品である「Bluemix」で豊富な機能を利用できるようになるほか、データアナリティクスやWatsonプラットフォームも利用可能になる。
IBMは2015年のローンチ当初からNode.js Foundationを支援している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。