NetSuiteとJuniper Networks、Qlik、Marketoの各社は米国時間10月22日、第3四半期決算を発表した。全体として好調なIT業界において、Qlikの決算は予想を下回ったが、その他3社は堅調な内容だった。
NetSuiteの第3四半期の損失は3730万ドル（1株あたり47セント）、売上高は前年同期比34％増の1億9280万ドルだった。非GAAPベースの利益は1株あたり3セントだった。
アナリストらの予想では、利益が1株あたり2セント、売上高は1億9340万ドルになるとみられていた。
Juniperの第3四半期の利益は1億9770万ドル（1株あたり51セント）、売上高は前年同期比11％増の12億5000万ドルだった。非GAAPベースの利益は1株あたり57セントだった。
同社の決算内容は予想を上回るものとなった。
同社は第4四半期の見通しとして、売上高が12億9000万ドル（プラスマイナス2000万ドル）、非GAAPベースの利益が1株あたり57～60セントになると発表した。
ビジュアルアナリティクスを手がけるQlikの第3四半期の損失は1600万ドル（1株あたり17セント）、売上高は前年同期比8％増の1億4120万ドルだった。同社は為替変動の大きな影響を受けた。恒常通貨ベースでは、売上高は前年同期比20％増だったという。
第3四半期の非GAAPベースの利益は1株あたり2セントだった。アナリストらは利益が1株あたり2セント、売上高は1億4340万ドルになると予想していた。
同社は第4四半期の見通しとして、売上高が2億600万～2億1100万ドル、非GAAPベースの利益が1株あたり36～39セントになると発表した。また同社は2015年通期見通しとして、売上高が6億1300万～6億1800万ドル、非GAAPベースの利益が1株あたり29～31セントになると発表した。
Marketoの第3四半期の損失は1820万ドル（1株あたり43セント）、売上高は前年同期比40％増の5490万ドルだった。非GAAPベースの損失は1株あたり12セントだった。
同社は第4四半期の見通しとして、売上高が5750万～5850万ドル、非GAAPベースの損失が1株あたり22～24セントになると発表した。また同社は2015年通期の売上高見通しを2億900万～2億1000万ドルとした。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
