Salesforce.comが見積もり・請求管理サービスソフトウェアを手掛ける新興企業SteelBrickを買収する。Salesforceはこれまでも、ベンチャー投資部門を介してSteelBrickを支援してきた。
SteelBrickの最高経営責任者(CEO)Godard Abel氏が米国時間12月23日、声明で買収に合意したことを認めた。
Salesforceが米証券取引委員会(SEC)に提出した書類によると、買収金額はおよそ3億6000万ドル。手続きはSalesforceの会計年度第1四半期が完了する2016年4月30日までに終わる予定。
Salesforce Venturesは2月、Shasta Venturesが幹事会社を務める1800万ドルのSeries B投資ラウンドに、従来からの投資会社であるEmergence Capitalとともに参加した。
SteelBrickはクラウドやモバイルをベースに見積もりやオーダーを作成するプログラムを手掛け、Cloudera、Nimble Storage、 Nutanix、HootSuiteなどおよそ200社に利用されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。