PwC、サプライチェーン改革で米LLamasoftと協業

NO BUDGET

2016-02-01 07:30

 プライスウォーターハウスクーパース(PwC)と米LLamasoft Inc.は1月29日、企業のサプライチェーン改革支援で協業すると発表した。LLamasoftが提供するプラットフォームを活用し、サプライチェーンのデザイン(戦略策定や既存ネットワークの最適化、実データを使ったシミュレーションなど)から、改革の実行、定着化までを一貫してPwCが支援する。PwCでは、サプライチェーン改革を専門とするコンサルタント20人体制で、関連するサービスを含めて年間売上高10億円を目指すとする。


プラットフォームを活用した実例

 今回の協業では、PwCがLLamasoftのプラットフォームを活用し、サプライチェーンネットワークモデルの策定にあたって実際のデータを基にさまざまなシナリオの検証を行い、企業戦略に即した実現可能なサプライチェーンの構築の実行を支援する。

 LLamasoftは、サプライチェーンネットワークのモデリング、最適化、シミュレーションに関して幅広い業界の企業を支援し、コスト、サービス、持続可能性、リスク低減の面を改善するためのソリューションを提供している。PwCのグローバルネットワークを活用し、国別のビジネス環境や税務リスクなどを考慮した包括的な支援をすることで、外部環境や顧客のビジネスモデルに応じた総合的なサービスを提供することを目指すとしている。

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