VMwareは米国時間4月19日、2016年第1四半期決算(3月31日締め)を発表した。アナリストの予想をわずかに上回った。
純利益は1億6100万ドル、1株あたりの利益は38セントだった。非GAAPベースでは1株あたりの利益は86セントで、売上高は前年同期比5%増の15億9000万ドルだった。なお、アナリストの予想は1株あたり84セント、売上高は15億8000万ドルだった。
VMwareはまた、2016年に12億ドル分のクラスA普通株を買い戻す計画を発表した。
最高財務責任者(CFO)のZane Rowe氏は「第1四半期の計画に従って実行したチームの能力に誇りを持っている」とコメントした。「われわれは今年、12億ドル分の株式買い戻し計画している。これは自社の事業への自信を示すもので、株主への還元を含め資本の再分配戦略を強化するものだ」(Rowe氏)
Rowe氏は1月、前任のJonathan Chadwick氏よりCFO職を引き継いだ。さらに最高執行責任者(COO)を務めていたCarl Eschenbach氏も再編計画の最中に退任を発表した。VMwareは成長分野に投資するために800人規模のリストラおよび再配置を行うことも明らかにしている。
もちろんこれらはすべて、EMCとDellの合併が引き金となっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。