マイクロソフトによる10の大型買収--その軌跡を振り返る

Nick Heath (TechRepublic) 翻訳校正: 編集部

2016-08-20 06:00

 Microsoftは潤沢な資金力があることで知られているが、6月にソーシャルネットワーキングサイトのLinkedInを262億ドルで買収することを発表し、そのことを証明した形になった。

 LinkedInのほかにも、Microsoftはこれまでにいくつもの大規模な買収劇を繰り広げてきた。買収した企業は、コミュニケーションプラットフォームのSkype(85億ドル)からNokiaの携帯電話事業(72億ドル)まで多岐にわたる。

 Microsoftが行ってきた10件の大型買収を振り返る。

LinkedIn:262億ドル

 プロフェッショナル人材やリクルーターなどLinkedInのデータを手に入れることがMicrosoftの狙いだというのが大方の見方だ。こうしたデータは、Microsoftが独自に持つ電子メールやカレンダーなどのユーザー情報を補完するものとなる。

 この買収によって、アプリやサービスから得られたビジネスユーザーのプロフィール情報の統合が促されるだろう。Microsoftは、「Dynamics CRM」の優れた見込み客や既存顧客の情報を売りにしており、「Office 365」「Dynamics CRM」「Dynamics ERP」のナレッジマネジメント機能を向上させてきた。

 Microsoftは潤沢な資金力があることで知られているが、6月にソーシャルネットワーキングサイトのLinkedInを262億ドルで買収することを発表し、そのことを証明した形になった。

 LinkedInのほかにも、Microsoftはこれまでにいくつもの大規模な買収劇を繰り広げてきた。買収した企業は、コミュニケーションプラットフォームのSkype(85億ドル)からNokiaの携帯電話事業(72億ドル)まで多岐にわたる。

 Microsoftが行ってきた10件の大型買収を振り返る。

LinkedIn:262億ドル

 プロフェッショナル人材やリクルーターなどLinkedInのデータを手に入れることがMicrosoftの狙いだというのが大方の見方だ。こうしたデータは、Microsoftが独自に持つ電子メールやカレンダーなどのユーザー情報を補完するものとなる。

 この買収によって、アプリやサービスから得られたビジネスユーザーのプロフィール情報の統合が促されるだろう。Microsoftは、「Dynamics CRM」の優れた見込み客や既存顧客の情報を売りにしており、「Office 365」「Dynamics CRM」「Dynamics ERP」のナレッジマネジメント機能を向上させてきた。

提供:Microsoft

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]