NTT Com、ヤンゴン市内全域においてインターネット接続サービス提供

NO BUDGET

2016-07-14 12:07

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 NTTコミュニケーションズ(略称、NTT Com)は7月13日、ミャンマー連邦共和国ヤンゴン市内の拠点に対し、高速かつ安定した企業向けインターネット接続サービスの提供を同日より開始すると発表した。ミャンマー運輸通信省から通信サービスライセンスを取得して提供するもので、サービス費用は「Digi-Pathプレミア(専用線タイプ)」が1Mbpsからで、月額510米ドルからとなっている(初期費用は要問い合わせ)。東南アジアにおけるNTT Comの企業向けインターネット接続サービス提供エリアは、シンガポール・マレーシア・インドネシア・タイ・ベトナム・カンボジアに次いで7カ国目。


サービスイメージ

 ミャンマーは2011年3月の民政移管以降、新市場や製造拠点としてメコン地域において存在感を増してきており、進出する多国籍企業の増加が更に加速している一方、事業活動に不可欠なICT環境が十分整備されていないため、安定的なサービス提供を望む声が高まっている。

 NTT Comは2012年10月にヤンゴン市に拠点を開設し、国際ネットワーク、システムインテグレーションやセキュリティなどを組み合わせたICTソリューションを提供してきた。2013年4月からは、多国籍企業が数多く入居するヤンゴン市内の高層オフィスビル「Sakura Tower」内テナントに対し、TV会議や動画再生などが可能な高品質のインターネット接続サービスを提供し、ユーザー企業から高い評価を頂いているという。そして今回、顧客企業のさらなる要望に応えるため、高速かつ安定した信頼性の高いインターネット接続サービスを、ヤンゴン市内全域にて提供開始する。具体的には、ヤンゴン市内においてインターネット接続サービス「Digi-Pathプレミア(専用線タイプ)」や、メール、Webホスティングサービスなどの各オプションサービスを提供。

 提供されるサービスの特徴は以下の通り。

信頼性の高い通信環境

 ユーザー拠点から、従来のADSL回線ではなく、光ファイバー専用線や完全冗長化したバックボーン回線を経由して国際インターネット網へ接続。これにより、高速かつ安定した、信頼性の高い通信環境を実現する。

回線敷設スケジュールの短縮

 ユーザー拠点から国際インターネット網までの回線敷設工事をNTT Comが一元的に管理。これまでは工事に6カ月以上の期間が必要となるケースもあったのに対し、最短1カ月まで短縮可能。

24時間体制のネットワーク監視

 回線故障の検知などを24時間体制で対応。回線障害が起きた場合は一元的に復旧対応を行うことにより、ユーザーのビジネスへの影響を最小化する。

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