NEC、VR空間を個別構築し機器とセットで提供する「法人VRソリューション」発売

NO BUDGET 2016年10月12日 16時02分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 NECは10月7日、法人向けのバーチャルリアリティ(VR)技術の活用ソリューションをまとめ、「法人VRソリューション」として体系化するとともに、VRの導入を検討するユーザーに向けた「VRお試しパック」の提供を開始すると発表した。費用は、法人VRソリューションが600万円程度から、VRお試しパックは2週間で5万円から、お試しパックのオプション「3DCADデータインポート」サービスが10万円から(いずれも税別)。


法人VRソリューション

コンテンツ例(オフィスの360°画像)

 法人VRソリューションは、ユーザーニーズに合わせてVR空間を個別に構築し、ヘッドマウントディスプレイなどと組み合わせて提供するもので、トレーニング用途やシミュレーション用途などを想定している。VR技術を活用した同社の法人向けソリューションをまとめ、体系化した。本ソリューションでは、ユーザーニーズに合わせてVR空間を個別構築し、ヘッドマウントディスプレイやPCなどの必要機器と組み合わせて、600万円程度から提供する。

 具体的に想定されている活用範囲は、以下の4カテゴリー。

  • トレーニング用途
  •  VR空間で直感的に作業フローの訓練・習得が可能。例えば、工場の生産ラインでの梱包作業トレーニングや、危険の伴う消火作業や伐採作業などのトレーニングとして活用するなど。

  • シミュレーション用途
  •  VR空間で作業・操作時の負荷状況を確認し、評価可能。例えば、工場における作業者のユーザビリティを把握し、最適なレイアウト決定に活用するなど。

  • コミュニケーション用途
  •  複数拠点からVR空間にログインすることで、TV会議では実現の難しい遠隔地同士での「経験」の共有が可能。例えば、遠隔地同士でVR空間に同時ログインし、作業内容の確認や教育に活用するなど。

  • セールスプロモーション用途
  •  その場で実物を見せることが困難な大型施設や製品、景色を分かりやすく訴求可能。例えば、ホテルの施設紹介やアトラクションのような体験型ブースを用意するなど。

 一方のVRお試しパックは、企業の容易かつ迅速なVR体験・評価を支援するもの。具体的には、VR導入を検討するユーザー向けに、VR機器一式(VR対応PC、ヘッドマウントディスプレイ、モーションコントローラ)を有償貸出することで、容易かつスピーディにVR体験や評価を可能とする。

 本パックでは、オプションでユーザー保有の3D CADデータを取り込んだ状態で貸出する「3DCADデータインポート」サービスが用意されているほか、以下のサンプルコンテンツを無償貸出可能。

  • 工場ラインにおける梱包作業(トレーニング用途)
  • 森林伐採を体験(危険作業のトレーニング用途)
  • システムキッチンの高さ、色などの変更を体験(シミュレーション用途)
  • オフィスやショールームの360°画像(セールスプロモーション用途)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

  • デジタル変革か?ゲームセットか?

    デジタルを駆使する破壊的なプレーヤーの出現、既存のビジネスモデルで競争力を持つプレイヤーはデジタル活用による変革が迫られている。これを読めばデジタル変革の全体像がわかる!

  • ビジネスの継続的な成長を促す新たなITのビジョン

    多くの企業においてITに求められる役割が、「守り」のコスト削減から「攻め」のビジネス貢献へとシフトしつつある。その中でIBMが提唱する新たなビジョンEnterprise Hybrid ITとは?