官公庁や大手企業などにデータ復旧サービスを提供しているブレイバーは12月1日、スマートフォンデータ消去サービス「Braver Erasure」の提供を開始した。初期費用は無料。利用料金は台数と頻度で価格が変化するため、個別見積もりとなる。
Braver Erasureは、データ分析の結果に基づき、簡単な操作でデータを消去できると説明。独自のアルゴリズムで20台以上の複数端末内のデータを平行消去でき、ログ管理、重要情報のインポートなどスマートデバイス内のデータを一元管理できる。クラウドの管理画面から「いつ、どこで、誰が」消去したかという履歴を管理でき、電子署名付きのデータ消去証明書を発行する。
SDカードが差し込まれていないかを検知する機能を利用しており、データ消去対象のスマートフォンなどのSDカード内にデータを残すことを防ぐ。さらにAndroidのルート化やiPhoneの“脱獄”検知、ハッキングの履歴を検知する機能を搭載している。これにより、端末を再利用する際の情報漏洩リスクを防ぐ。