SBIとIBM、地域金融機関向けFinTechサービス導入支援事業を展開

NO BUDGET

2017-01-10 08:15

 SBIグループと日本IBMは、2016年12月28日、地域金融機関向けにFinTechサービスの導入支援に向けた共同事業を展開すると発表した。両社は、「FinTechプラットフォーム」構築などの共同事業展開と合弁会社設立の協議開始について合意した。今後、SBIグループのオンライン金融におけるノウハウと、日本IBMのFinTech分野における実績と技術的知見を生かした事業展開を検討していく。

 日本IBMは2015年からFinTechプログラムの提供を開始しており、同社のクラウド開発・運用環境やAPI連携基盤などを通じて、金融機関とFinTech企業との間にセキュリティを確保した接続環境を提供している。

 FinTechプラットフォームには国内外のFinTechベンチャーの各種サービスおよびシステムを接続させ、地域金融機関向けに提供していく。FinTechベンチャーには、SBIグループの投資先も含まれる。同プラットフォームを利用することで、地域金融機関は幅広いサービスの中から利用したいFinTech機能が選択できるようになり、多様なサービスを低コストで、スムーズに導入可能となる。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]